楽天 西口が緊急登板で4回1/3を1失点の快投 石井監督もグータッチ
「楽天-ソフトバンク」(26日、楽天生命パーク宮城)
楽天の先発・高田孝が初回に危険球退場となったため、スクランブル登板した2番手・西口直人投手(24)が4回1/3を投げて、1安打1失点の好投を見せた。
初回の2死一、三塁のピンチでマウンドに上がった右腕は、甲斐を左飛に打ち取って火消しに成功すると、三回には三森、佐藤直、柳田を三者連続三振に斬って取るなど、力強い直球と緩い変化球で試合を落ち着かせた。
四回に4番・栗原に右翼へ一発を浴びたものの、許した安打はその1本のみ。五回を投げ終えてベンチに戻ると、石井監督からグータッチで迎えられた。
打線も初回2死満塁から茂木の走者一掃の適時三塁打で逆転に成功。西口に白星が付けば、5年目で待望のプロ初勝利となる。