楽天・石井監督 苦戦の田中将に「六回までなんとか引っ張ってくれたのは評価できる」

 6回、選手交代を告げる石井監督(撮影・堀内翔)
 4回、愛斗に同点の適時打三塁打を打たれた田中将(撮影・堀内翔)
 6回を投げ終えてベンチに戻る田中将(撮影・堀内翔)
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 「西武4-6楽天」(23日、メットライフドーム)

 楽天が連敗を7で止めた。

 3-4で迎えた七回に1死一、三塁のチャンスを作り、岡島が2点適時三塁打を放ち、逆転に成功した。石井監督は「今日はうまく試合展開を選手がうまくひっくりかえしてくれた。(岡島は)本当に気持ちの強い選手なので、自分で打破してくれたと思います」と評価した。

 先発の田中将は今季最多となる111球を投げて、6回8安打4失点。制球が安定せず、苦しい投球が続いたが、味方の援護もあって、5月1日・ロッテ戦以来となる3勝目が転がり込んできた。

 この内容に指揮官は「今日はただただラッキーボーイだと思います。いろいろ苦労している部分はあった」としたが「六回までなんとか引っ張ってくれたのは評価できるんじゃないかなと思います」と語った。

 監督就任後、初めての大型連敗を経験したが、「僕は結構困難が好きなほうなので、難しければ難しいほど挑みたくなるし、それを覚悟した上で(監督を)引き受けた。シーズンは楽しいことなんか一つもないので、困難な連続でやっていく中で選手にしっかりと成長して打破して最終目標にたどり着けるところまで僕はサポートするだけなので、そこは一丸となってしっかりやっていきたい」と前を見据えた。

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