五輪期間に非公式試合 プロ野球、観客入れ収益を

 プロ野球が東京五輪期間中に観客を入れて非公式試合を実施する計画であることが21日、分かった。五輪に合わせて7月19日から8月12日までレギュラーシーズンを中断する間の選手の調整が主目的だが、コロナ禍で打撃を受けた収益面を少しでも補填(ほてん)する狙いもある。ある球団の関係者は「感染状況や自治体のルールによるが、上限1万人を考えたい」としている。

 五輪の開催に影響しないよう、甲子園や京セラドームなど五輪会場となる首都圏と札幌市以外の本拠地球場を中心に日程を組み、一部で地方球場での開催も検討中。各球団が10試合程度を行う予定で、同一リーグのチームとは対戦しない。

 五輪の野球が開幕する7月28日にも6試合を実施する計画で、福島市で正午開始の開幕戦と重ならないようにナイターでの実施を想定している。決勝のある8月7日は試合をしないなど、五輪に配慮した日程になるとみられる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス