「エンゼルスージャイアンツ」（２２日、アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２６）が「２番・指名打者」で出場することが発表された。あす２３日（日本時間２４日午前５時７分開始）のデーゲームに先発を予定している。

　大谷はここまで打者で６７試合（代打５試合）に出場し、打率・２７２、メジャートップタイの２３本塁打、ア・リーグ３位の５４打点、同６位タイの１０盗塁をマーク。前戦２０日のタイガース戦は五回に一度は同点となる２３号２ランを放つなど、４打数１安打、１四球だった。

　シーズン２３本塁打は日本ハム時代の１６年、メジャー１年目の１８年を上回る自己最多。ゲレロ（ブルージェイズ）と並んでメジャートップ。

　前日は試合がなく、１１日ぶりの休養日。米大リーグ機構から１２週（１４～２０日）の週間ＭＶＰが発表され、１８年９月以来、３年ぶり３度目の受賞。球団を通して「とても光栄です。今週も選ばれるように頑張りたいと思います」とコメントした。

　ジャイアンツの先発は右腕のデスクラファニ。大谷は初顔合わせ。昨季はレッズで秋山のチームメートだった。今季はここまで１４登板、７勝２敗、防御率３・０１。６月は３勝無傷、防御率１・３５と好調を維持している。１４０キロ前後のスライダーを多投し、平均１５１キロのフォーシームとシンカー、チェンジアップとカーブを持ち球としている。

▽エンゼルスのラインアップ

１番・左翼　アップトン　　打率・２４９、１４本塁打、３２打点

２番・ＤＨ　大谷　　　　　打率・２７２、２３本塁打、５４打点

３番・中堅　ウォード　　　打率・２４８、７本塁打、２７打点

４番・一塁　ウォルシュ　　打率・２９０、１８本塁打、５１打点

５番・三塁　レンドン　　　打率・２３０、４本塁打、３０打点

６番・捕手　スタッシ　　　打率・３１０、５本塁打、１２打点

７番・遊撃　イグレシアス　打率・２６６、５本塁打、２１打点

８番・右翼　レンヒフォー　打率・２００、１本塁打、２打点

９番・二塁　フレッチャー　打率・２８５、０本塁打、２４打点

　　　投手　ヒーニー　　　４勝４敗、防御率４・４５