巨人・原監督が打席途中で投手交代 カウント2-2で高梨→鍵谷 1球で三振に仕留める

 「阪神-巨人」(20日、甲子園球場)

 巨人・原監督が打席途中で投手交代を告げた。

 1点リードの七回、2死二、三塁のピンチ。マウンドには高梨。打者北條の場面で、カウント2-1から空振りを奪って2-2としたところで、ベンチを出て審判に何かを確認。その後、審判が集まって協議した後、再び原監督がベンチを出て鍵谷への交代を告げた。鍵谷は一球で北條を三振に仕留めた。

 高梨にアクシデントの兆候はなかったが、原監督は昨季も打席途中での投手交代を行っている。1勝1敗で迎えた首位阪神との3連戦第3ラウンド。試合前の時点で巨人は阪神に7ゲーム差をつけられており必勝を目指した指揮官が、リードを守るため執念のタクトを振るった格好だ。

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