DeNA再び最下位転落 先発浜口が大乱調 三浦監督「本人が一番悔しいと思います」

 7回、厳しい表情で戦況をうかがう三浦監督(中央)=撮影・高石航平
 3回途中で降板する浜口
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 「DeNA4-7広島」(18日、東京ドーム)

 序盤の大量失点が最後まで響いた。DeNAは広島に敗れ、再び最下位に転落した。三浦大輔監督(47)は「(打線は)中盤以降もしっかりと粘れていた。リリーフ陣もつないでくれた」と打線の粘り、四回以降無失点だったリリーフ陣を評価した。

 交流戦で12球団トップタイの防御率0・90をマークした浜口だったがこの日は今季最短となる2回1/3を7失点で降板。指揮官は「切れるとこで切れなかった。本人が一番悔しいと思う。次に期待します」と激励した。

 大乱調だった。初回は小園に安打を許すも無失点。だが、二回1死から坂倉に四球を与え、2死一、三塁で投手の玉村に同点適時打を浴びた。

 三回は無死から野間、小園に連打を浴び、鈴木誠に四球を与え無死満塁。ここから松山、坂倉と2者連続で押し出し四球。林には走者一走の3点二塁打を浴び、1死後、玉村に四球を与え降板した。浜口は「ボールのキレがなく、ゾーン内で勝負ができなかったです。序盤で降板となりチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」とコメントした。

 打線は八回に宮崎、大和の適時打で2点をかえし、なおも2死満塁でこの日すでに3安打の桑原が空振り三振。九回も無死一、二塁のチャンスを作ったが、宮崎が併殺打に倒れ試合終了となった。

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