トレード正式発表 ロッテ・加藤翔平は感謝「初本塁打の歓声を一生、忘れません」

 ロッテは15日、加藤翔平外野手(30)と中日の加藤匠馬捕手(29)のトレードが成立したと発表した。ロッテは前日にも有吉優樹投手(29)をリリースし、DeNAから国吉佑樹投手(30)を獲得したばかり。異例の2日連続トレードとなった。

 ロッテ・加藤は俊足巧打が光るスイッチヒッター。球団を通じて「ここまで9年、応援していただいたファンの皆様には本当に感謝しています。チームは変わりますが、今まで通り、全力プレーを心がけ、ドラゴンズの勝利のために精一杯、頑張りたいと思います」とコメント。

 プロ初打席本塁打の快挙を振り返り、「自分がデビューした2013年の5月12日のイーグルス戦で初本塁打を放った時の歓声を一生、忘れません。これからも応援してくださるファンの皆様への感謝の気持ちを持ってプレーします」と誓った。今季は打率・220、1本塁打、2打点。ファームでは打率・369、4本塁打、18打点の成績だった。

 中日・加藤は強肩が持ち味。19年には92試合に出場したが、昨季は29試合と出場機会が減少。今季は1軍出場がなかった。球団を通じて「僕にとってチャンスなので、このチャンスをものにできるようにやっていきたいと思います。監督が僕の先輩なので、リーグ優勝、日本一になって胴上げできるよう、戦力になれるよう頑張りたいです。6年半、中日ドラゴンズには大変お世話になり、ありがとうございました」とコメントした。

 打線強化を図りたい中日と、捕手の厚みを加えたいロッテとの思惑が一致。チームの課題解消へ動いた。

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