巨人・菅野 今季最短三回途中KO 交流戦3年ぶり負け越し、虎と今季最大7差

 「ロッテ5-4巨人」(13日、ZOZOマリンスタジアム)

 総力戦の結末は、痛恨の1敗だった。交流戦は3年ぶりの負け越し。阪神とのゲーム差は今季最大の7に開き、ヤクルトに2位タイで並ばれた。

 試合後の巨人・原監督は、言葉を絞り出した。「(高校野球の)甲子園の決勝戦のような気持ちで全員いきましたけどね」。リーグ戦再開まで4日間、試合がないため必勝態勢で挑んだが、実らなかった。「なかなか先発ピッチャーがゲームを作れなかった」と嘆いた。

 重要な一戦に投入した菅野が大誤算だった。球威がなく本調子には、ほど遠い。一回に2失点し簡単に主導権を握られた。三回にソロを浴びるなど2失点を喫し「4点というのが自分の中でデッドラインだと思った」とわずか50球で降板させることを決断した。

 エースが三回途中でマウンドを降りたのは今季最短、4失点は今季ワーストだ。右肘違和感から復帰2戦目で4敗目を喫した右腕は「やるべきことをしっかりやって、また次に行くしかないです」と必死に前を向いた。

 リーグ戦再開の最初のカードは阪神との3連戦(18日~、甲子園)。「それ(リーグ戦再開)に向かって行くというところですね」と言葉に力を込めた指揮官。総力を結集して戦い、虎の背中を追い続ける。

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