DeNAエスコバー 泣きっ面にハチ 試合前にハチに刺され試合で救援失敗ドロー
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「西武8-8DeNA」(9日、メットライフドーム)
まさに泣きっ面に蜂だ。DeNAは最大6点リードを守り切れずに引き分けた。2点差の七回は勝ちパターンの一角を担うエスコバーが登板。先頭の森への四球から2死二塁としてメヒア、呉念庭に連続適時打を浴びて同点に追いつかれた。
エスコバーは試合前、蜂のような虫に刺されていた。ナインから虫よけグッズを渡され、ベルトから引っかける場面も。ベンチに戻り、半袖から長袖のアンダーシャツに着替えて練習を再開していた。三浦監督は「問題ない。虫とは関係ない」と話したように、アクシデントが失点につながったわけではないが、左腕は6月に入り5試合中3試合で失点。指揮官は「疲れが出てきているのは確か」と厳しい表情を見せた。
災難に見舞われたのはエスコバーだけではない。初回1死三塁で12号2ランを放ったオースティンが、四回の走塁で左足の違和感を訴えて途中交代。病院へ行く予定はないが、中盤に主砲を欠いたことが終盤に響いた。敗れはしなかったものの“痛い”ドローとなった。