福井工大が7年ぶり8強 立石が好救援「ホッとした」

 「全日本大学野球選手権・2回戦、福井工大4-1大商大」(9日、東京ドーム)

 福井工大が大商大を下し、7年ぶりの8強入りを決めた。

 初回2死一塁から4番・尾堂吉郎内野手(4年・れいめい)の左越え二塁適時打で1点を先制。2点リードの六回には2番・木村哲汰外野手(4年・沖縄尚学)の左ポール際に飛び込むソロ本塁打で中押しに成功した。

 リーグ戦では主に代打での出場が多く、今大会は登録変更でベンチ入りとなった木村。「代打の集中力を生かすことができた。内角直球を反応で打てて良かった」と、会心の一発に笑みをこぼした。

 投げては五回2死二塁の危機で立石健投手(3年・大体大浪商)が救援。自己最速まであと1キロに迫る147キロをマークするなど直球勝負で空振り三振に斬り、ピンチを救った。その後も、4回1/3を無安打無失点8奪三振と圧巻の投球。「0に抑えようと思った。ほっとした」と胸をなで下ろした。

 5大会連続で2回戦敗退を喫していた福井工大。下野博樹監督は「ようやくというところ。見事勝ってくれて学生に感謝したい」と、6度目の正直を果たしたナインをねぎらった。

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