楽天ドラ1早川 両リーグ単独トップ7勝目 則本超え球団新人最長6連勝!

 「広島4-6楽天」(6日、マツダスタジアム)

 犬鷲軍団の強力先発陣をけん引しているのは紛れもなくこの男だ。先発した楽天ドラフト1位・早川(早大)が5回2/3を投げて、7安打2失点。粘りの投球で両リーグ単独トップとなる7勝目をつかんだ。「六回は投げきりたかった」としたものの「ゲームは作れた」と左腕。この勝利で球団新人最長となる自身6連勝となった。

 新人らしからぬ投球術が光る。初回は直球が多めの配球で三者凡退。それでも「真っすぐを狙っているのかな」と感じ取った早川は二回以降、徐々に「真っすぐにより近いボール」であるカットボールの割合を増やしていき広島打線を制圧した。

 六回に1点を失い、2死一、三塁で降板。わずかな悔しさは残したが、これも次回への糧となる。石井監督も「早川のおかげでいい月曜日を過ごせそうです」とご満悦だった。

 球団史にも名を刻んだ。2013年に5連勝した則本の球団新人連勝記録を更新。「則本さんの(新人年に挙げた)15勝を目標にしていきながら、まずは2桁勝利を目指す」と堅実な一面も見せた。

 次回登板は13日・阪神戦(楽天生命)の見込み。首位の猛虎と言えども、この落ち着き払った黄金ルーキーの牙城を崩すのは容易ではない。

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