ロッテ・高浜が支配下復帰 阪神ドラ1→人的補償で移籍→故障で育成からつかんだ切符

 ロッテは31日、育成の高浜卓也内野手と支配下契約を結んだと発表した。新たな背番号は「61」。高浜は球団広報を通じ「ここまではなんとか支配下に戻りたいという想いで頑張ってきましたが、これからはチームの力になれるように頑張りたいと思います。二軍でもある程度の数字を残すことが出来て状態はいいので、これからもしっかりと結果を出してアピールをしていきたいと思います。やるだけだと思っています」と語った。

 高浜は2007年度高校生ドラフト1巡目で阪神に入団。4年目の春季キャンプで結果を残し、実戦6試合で打率・571をマークした。頭角を現してきたかと思われた矢先、FAで獲得した小林宏之投手の人的補償でロッテに移籍。当時、阪神フロントは「ルールとは言え、残念です」と悔しさをにじませた。

 小林宏の獲得が長期化したことにより、ロッテに人的補償のプロテクト名簿を提出したのはキャンプ中の2月10日だった。2軍スタートの高浜をプロテクトできなかった一方、キャンプで頭角を現すタイミングと決定時期が重なった。

 移籍したロッテでは度重なる故障にも悩まされ、なかなか1軍に定着できず、2019年オフに育成契約へと切り替わり、腰部椎間板ヘルニアの手術を受けた。そこから懸命のリハビリを重ね、今季はイースタンで35試合に出場。22安打、1本塁打、11打点の打率・333の成績を残し、支配下返り咲きの切符をつかんだ。

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