大阪桐蔭3年ぶりV!藤原がサヨナラ2ラン 智弁学園との3度目の対決制す

 10回、サヨナラ2ランを放った藤原(6)を迎える大阪桐蔭ナイン(撮影・山口登)
 7回から登板し力投する大阪桐蔭・竹中(撮影・山口登)
 10回、大阪桐蔭・藤原は右中間にサヨナラ2ランを放ちベース回る(撮影・山口登)
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 「春季高校野球近畿大会・決勝、大阪桐蔭4-2智弁学園」(30日、皇子山球場)

 近畿大会の決勝が行われ、3度目となった因縁のライバル対決は劇的な延長サヨナラで大阪桐蔭が3年ぶりの優勝を決めた。

 頂上対決にふさわしい試合だった。先陣を切ったのは智弁学園。二回に先頭の山下が中前打で出塁すると、今秋ドラフト候補の前川も中前打で続きチャンスメーク。1死一、二塁から、7番・谷口が適時打を放ち先制した。しかし、その裏に大阪桐蔭も4番・花田の中前打、6番・野間の左越え適時三塁打ですぐさま同点に。智弁学園は、六回2死一、二塁で前川がフルカウントから左前適時打を放って勝ち越したが、七回に7番・松尾のタイムリーで再び大阪桐蔭が追いついた。

 両者一歩も譲らず、2-2で迎えた延長十回。1死一塁の場面で、大阪桐蔭の2番・藤原が右翼への特大2ランで劇的なサヨナラ勝ちを決めた。

 両投手陣も奮闘した。智弁学園は背番号1の小畠が10回4失点完投。大阪桐蔭は先発した2年生の川原が6回2失点、後を継いだ竹中が4回無失点と力投した。

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