ソフトバンク、バレンティン2発「超気持ちいい」 通算300本塁打にあと1
「ソフトバンク9-3巨人」(28日、ペイペイドーム)
まるで水を得た魚だ。ソフトバンク・バレンティンは慣れ親しんだセ・リーグの巨人を相手に本領を発揮した。今季第1号のソロに、特大の2ランもマーク。チームを今季の交流戦初勝利に導き、日本語で「超気持ちいい」と声を上げて喜びを爆発させた。
2-2の二回は外角低めのカーブに腕を伸ばし、ライナー性の打球を左翼からせり出すホームランテラス席に放り込む。圧巻は五回だった。2死二塁から甘い速球を振り抜くと、左翼手は一歩も動くことができない。「完璧に捉えられた」と満足げだった。
外国人選手では史上4人目となる通算300本塁打にあと1本。本拠地では無観客試合が続き「本来ならファンの前で打ちたかったが、テレビを通して応援していただける。頑張ります」と笑顔で決意を語った。