楽天 逆転負けで2位後退 石井監督「あの回までだなと思ってたんですけど」

 6回、大和(左)に左越え逆転3ランを打たれ、降板する涌井(撮影・佐藤厚)
 6回、涌井は大和(左)に左越え逆転3ランを打たれる(撮影・佐藤厚)
 4回、ディクソンは左翼へ勝ち越し適時打を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「楽天6-7DeNA」(28日、楽天生命パーク宮城)

 楽天が逆転負けを喫した。同率で首位に並んでいたソフトバンクが勝ったため、再び2位に後退。石井監督は「1点差になって2点差、1点差になってまた2点差っていうゲームだったので、ゲーム展開の中でうまく(DeNAに)ひっついていくことができなかったです」と試合を振り返った。

 先発・涌井は六回に大和に逆転の3ランを浴びて、3敗目。通算150勝は次回以降にお預けとなった。指揮官は「回を追うごとに良くなっていた」としながらも、逆転された六回について「あの回までだなと思ってたんですけど、なかなかうまくイニングを消化しきれなかったですね」と話した。

 打線は1-2の四回にディクソンなどの適時打で一時逆転に成功したが、後半はDeNAのリリーフ陣で抑え込まれた。

 5-7で迎えた土壇場の九回に内田の適時打で1点差に迫り、さらに2死一、三塁の同点機を演出するも、ディクソンが空振り三振に倒れてゲームセット。楽天では今季最長となる4時間2分のゲームを落とした。

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