「巨人０－２楽天」（２７日、東京ドーム）

　楽天の先発・滝中が６回０／３を投げて３安打無失点の好投を見せて、３勝目を挙げた。

　六回まで毎回の８奪三振を記録した滝中。三振を奪うごとにガッツポーズ、雄たけびを上げるなど、気合が入っていた。この日はフォーク、チェンジアップの落ち球が有効で、計１７回の空振りを奪った。さらに１００キロ台のカーブでもタイミングを外す場面が目立ち、巨人打線を翻弄（ほんろう）した。

　二回の１死一、二塁のピンチでも若林、大城を２者連続三振に打ち取った。ヒーローインタビューでは「普段よりフォークの落ちが良かったかなと思います。茂木さんの一発と浅村さんの追加点あったので、勇気持ってどんどん攻めていけた」と振り返った。