DeNA・大貫が今季最短KO 降板後は守備に乱れ、手痛い満塁時落球
「DeNA-オリックス」(26日、横浜スタジアム)
DeNAの先発・大貫が今季最短KOとなる1回1/3を61球6安打5失点(自責4)で降板した。
初回1死から宗に安打を浴び、吉田正の打席で暴投。1死二塁で吉田正に先制適時打。2死からT-岡田にも適時打を浴びた。その後、安達とモヤに連続四球で2死満塁となるも、伏見を空振り三振に斬り、初回は何とか2点で踏みとどまった。
だが二回、先頭の宮城にプロ初打席プロ初安打を許し、1死から宗に安打を許し、1死一、三塁で吉田正に2打席連続適時打を浴び、大貫は降板。汗をぬぐいながら、右腕はベンチでぼう然とした。
2番手には、5月7日の阪神戦(横浜)以来の登板となった中川がマウンドに上がった。その後は守備に乱れが出て、1死一、三塁の場面でサードへのゴロを宮崎が間に合わないタイミングで本塁に送球し、野選。2死満塁となってからモヤの平凡なフライを中堅手の桑原が落球し、一気に3点を失った。
試合前にオンラインで取材に応じたDeNA・三浦大輔監督(47)はここ数試合の大貫について「ボール自体は悪くない。メンタル的なものが左右されているのかなと。攻める気持ちをもっと全面に出してもいいかなと」話していたが、マウンド上の大貫はどこか自信のなさそうな表情だった。