ヤクルト・奥川が自己最長タイ6回1失点の好投 無四球7K 最速152キロ

中日戦に先発し、力投するヤクルト・奥川=バンテリンドームナゴヤ
中日戦に先発したヤクルト・奥川=バンテリンドームナゴヤ
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 「中日-ヤクルト」(16日、バンテリンドーム)

 ヤクルトの先発・奥川恭伸投手が、自己最長タイとなる6回を投げ7安打1失点、無四球で7奪三振の粘投。この日の最速は152キロで、2勝目の権利を得て、後を中継ぎ陣に託した。

 初回と四回に、いずれも先頭打者に二塁打を許したが、後続をピシャリ。特に四回はビシエドを空振り三振、高橋を外角低めいっぱいの直球で空振り三振と2者連続三振を奪うと、最後は木下拓を一直に打ち取った。

 唯一失点を喫したのは五回だ。1死一、三塁から、大島に犠飛を許した。その後も京田に右前打でつながれたが、最後は福田を空振り三振に打ち取って、グラブをたたいて闘志を燃やした。

 奥川は「初のビジター登板でしたが、いい緊張感でマウンドに上がることができました。立ち上がりから自分の納得いくボールを多く投げることができ、先制点を与えることなく投げることができました。後半少し疲労はありましたが、先発としての役割は果たせたかなと思います」と振り返った。

 プロ入り後、初めて敵地での登板となった。登板前にはエース・小川とバンテリンドームのマウンドを入念にチェック。投げる試合の度に、成長を示している。

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