日本ハム・上沢 マー君に2戦連続投げ勝つ「最少失点で頑張ろうと…」
「日本ハム4-1楽天」(8日、札幌ドーム)
日本ハムが新型コロナウイルスによる活動停止明けから2連勝。
先発・上沢は7回4安打1失点の好投で3勝目。田中将の日本球界復帰戦となった4月17日以来2度目の投げ合いで、再度投げ勝った。五回に茂木にソロ本塁打を浴びたが、六回、2死二、三塁のピンチでは茂木を空振り三振に仕留めて大きく声を挙げた。
上沢は「練習が殆どできない中できょうの試合。開催してもらえるだけで僕たちは感謝しないといけないと思いましたし、全力でぶつかりました」と振り返った。
田中将に対しては「試合前は、(相手が)素晴らしいピッチャーなので最少失点で頑張ろうと思っていたんですけど、先に点をとってくれたのが気持ち的にも大きかった」と野手に感謝の思いも述べた。
打線は近藤が田中将を攻略。初回に適時二塁打、五回には近藤のバックスクリーン右への本塁打を放った。
近藤は「ここのところチャンスに打てていなかったので、相手も田中投手ですし早い回で一本出て良かったです。試合展開的にはいいホームランだったと思いますしまぐれで打てたホームランだと思うので良かったなと思います」と感想を述べた。
「(田中将の渡米前は)まったく歯が立たなかったので、10年間プロでやってきて成長できたかなと思います」と笑顔を見せた。
コロナ禍で苦境に立たされる中での勝利「大変なのは僕らだけじゃない。勝つために一丸となってやろうと話しています」と話した。