横浜コールド敗退 ドラフト候補の金井5失点KO「夏は目の色変えて」

 「春季高校野球神奈川大会・準決勝、桐光学園8-1横浜」(3日、横浜スタジアム)

 横浜が桐光学園に完敗し、関東大会(15日開幕・山梨)の出場権を逃した。昨秋に続き、コールドで準決勝敗退。最速148キロ左腕で今秋ドラフト候補の金井慎之介投手(3年)が今春公式戦初先発したが、2回0/3を5失点でKOされた。

 昨秋に左肘を痛めた後は入念な調整を続けてきたが、5四死球と制球が定まらなかった。「気持ちのコントロールができなかった」と猛省。「とても悔しい。夏は目の色を変えて大会に挑みたい」と復調を誓った。

 村田浩明監督(34)も「もう少し公式戦で投げさせればよかった」とエースをかばいつつ、「変わってくれると信じて導いてやっていきたい」と奮起を促した。背番号1の真価を最後の夏で披露するしかない。

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