四国アイランドリーグｐｌｕｓ・徳島は３日、球団関係者に対してＰＣＲ検査を行い、４７人中７人に陽性反応が出たことを発表した。また１０時時点で５人が検査結果を待っている状態であるという。徳島では１日に選手１人の陽性が確認され、同日の公式戦を中止。２日に関係者への検査を行っていた。

　１日に陽性となった選手と合わせた８人はいずれも軽症、無症状であり、すでに隔離済み。球団は活動を休止し、濃厚接触者を１４日までの外出禁止とし、健康観察をしていく。これに伴い、徳島の関わる公式戦１０試合（すでに中止したものも含む）を中止。代替試合は状況を見ながら決定するとした。徳島以外の球団の試合は予定通り実施していく。

　徳島の南啓介代表取締役は「コロナ禍の中でもしっかりと感染対策をし、試合観戦をしてくださっていた方々の思いを汲み取ると居たたまれない気持ちでいっぱいです。これまで以上に感染症対策を徹底し、いっそう気を引き締めて球団運営に臨みます」（抜粋）とコメントした。