尼崎工が8強入り プロ注目西原が2安打完封「カットボール、いい感じ」

 「春季高校野球兵庫大会・3回戦、尼崎工4-0関西学院」(1日、高砂球場)

 尼崎工が4-0と快勝し、準々決勝進出を決めた。プロ注目の最速143キロ右腕・西原啓翔投手(3年)が先発し、9回2安打完封。「ストライクゾーンに集めて打たせて取るピッチングができていたと思う」と振り返った。

 初回、左前打と死球で2死一、二塁のピンチを背負ったが、最後の打者を三振に斬って無失点で切り抜けると、二回以降は四球などで走者を背負いながらも決定打は許さず。「前回(24日・神戸第一戦)は左打者へのインコースが甘く入って打たれましたが、今日はカットボールがいい感じに決まっていた」と、最速143キロの直球とカットボール、スライダーなどでアウトを重ねた。

 西原は、地区ブロック代表決定戦・尼崎稲園戦でノーヒットノーランを達成するなど、この春で確かな成長を見せている。進路はまだ未定としたが、「(志望届が)出せるような投手になれば出したい」と意気込んだ右腕。プロ入りという夢をかなえるために、今後もアピールを続けていく。

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