創志学園が4強進出 エース川端獅童が9回1失点 コロナで練習時間短縮もチーム前向き

 「春季高校野球岡山大会・準々決勝、創志学園3-1興譲館」(30日、倉敷マスカットスタジアム)

 昨秋の県大会を制した創志学園が、エース・川端師童投手(3年)の9回1失点の完投勝利で4強に進出した。

 「全然ボールに指がかからなくて、調子は悪かった」という川端だが、終わってみれば最少失点で抑え、さらに毎回の11奪三振。130キロ中盤のストレートとスライダーのコンビネーションでチームを勝利に導いた。「低めにボールを集めて打ち取る」ことをテーマに臨んでいるという右腕。夏へ向けてさらなる成長を誓った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現在は練習時間は短縮され、練習試合も思うようにできていないというが、選手はあくまで前向きだ。主将の岡崎虎太郎内野手(3年)は「僕らの代は1年の春から岡山では負けてない。春も優勝して、夏はぶっちぎって優勝したい」と強気に話す。

 練習は制限されても、できるだけ肉体的に追い込み、疲労もある中で今大会に臨んでいる。「その中でどうやっていい結果にアプローチしていけるかが課題」と岡崎。最後の夏に甲子園行きをつかむため、まずは春の頂点を目指す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス