沖縄県の「読売ジャイアンツ・スポーツ健康検査センター」を6月末まで業務延長

 巨人は21日、巨人および読売新聞社がプロ野球・春季キャンプのスタートにあたって、沖縄県内で新型コロナウイルスのPCR検査を定期的に実施するため、1月29日に開設した「読売ジャイアンツ・スポーツ健康検査センター」について、業務終了を当初の4月30日から延長すると発表した。

 現時点では、6月30日まで2カ月間の延長を予定しているが、県内の感染状況次第では再延長も検討する。

 沖縄県が4月12日から「まん延防止等重点措置」の対象に指定されるなど、感染状況が厳しいことを踏まえ、同センターの運営にあたっている木下グループから、開設期間を延長することで、引き続き同県内の感染対策に貢献したいとの申し出があり、巨人および読売新聞社としても協力することになった。

 同センターは2月末まで、沖縄本島で春季キャンプを実施していたプロ野球8球団やJリーグの4クラブ、キャンプを取材する報道陣、宿泊先のホテルのスタッフなどを対象に定期的な検査を実施しキャンプに関連した利用者は延べ8314人。1日平均251・9人が利用した。

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