「ＤｅＮＡ２－３阪神」（１１日、横浜スタジアム）

　ＤｅＮＡが阪神に敗れ３連敗となり、両リーグ最速で１０敗目を喫した。

　初回、ＤｅＮＡ先発の阪口が連打でピンチを招くと、マルテの三振と同時にダブルスチールを決められ、１死二、三塁のピンチ。大山を遊ゴロに打ち取ったかに思われたが、遊撃の大和が悪送球。２点を先制された。四回には阪神ドラフト６位ルーキー・中野に適時打を浴びた。

　阪口は粘りのピッチィングで５回７安打３失点で降板。右腕は「初回の失点で打線にリズムを作ることができなかった。その後、粘ることはできましたが、やはり先制点を与えてしまったことが反省点です」と振り返った。

　打線も阪神先発のガンケルの前に３安打、牧の本塁打の１点。八回、佐野の適時打で１点を返すも、宮崎が併殺打に打ち取られた。投手陣は六回から石田－砂田－山崎－三嶋と無失点リレーを見せたが、わずかに一歩届かなかった。