東海大が新体制で公式戦初勝利 門馬主将、センバツVの弟から刺激「思いはより強く」

 先発した斎藤からウイニングボールを受け取る東海大・井尻監督(右)
開幕戦に勝利し、ベンチ前に整列する井尻監督(右から2人目)ら東海大ナイン。左から2人目は主将の門馬
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 「首都大学野球、東海大2-1日体大」(10日、大田スタジアム)

 東海大が逆転で昨秋王者・日体大を破り、開幕戦に勝利した。0-1の六回1死二、三塁から小玉佳吾内野手(4年・東海大菅生)が左前2点適時打。2月1日に就任した井尻陽久監督の初陣を飾った。

 新指揮官は「キャプテン以下、みんながよく頑張ってくれた」とナインを称えた。試合後にはリーグ戦初登板で9回1失点と初完投した斎藤礼二投手(3年・東海大相模)からウイニングボールを手渡され、笑顔。目標である10試合全勝での優勝へ「もっと打つことだと思います」と3安打だった打線への注文を忘れなかった。

 主将の門馬大内野手(4年・東海大相模)は出場機会がなかったが、ベンチから声を出し続けた。試合前には「タテジマのプライドと誇りを持って戦っていこう」とナインを鼓舞。昨秋には部員による大麻使用で活動を自粛した中、グラウンドへと戻ってこられたことに感謝しながら戦った。

 父である東海大相模・門馬敬治監督と弟・功内野手(3年)は親子鷹で今春センバツを制した。父からは電話で報告を受け、弟には「すごいな。自慢の弟だよ」と祝福。「(東海大)相模が日本一になったので、東海大も優勝したい思いはより強くなった」と決意を新たにした。

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