オリックス あと1点届かず連敗 中嶋監督「これから良くなることを信じて…」

 「楽天3-2オリックス」(3日、楽天生命パーク宮城)

 オリックスはあと1点が届かず連敗となった。

 1点を追う八回には無死一、二塁からモヤに代えて大城を送り、バントなど必死の采配を見せるが、中川圭は投ゴロ、安達は三振に倒れた。

 九回も先頭の代打・頓宮が安打で出塁。紅林に代打・宗はなんとか走者を二塁に進めるも、太田、佐野皓は連続三振で万事休す。

 中嶋聡監督は「得点圏でどうやって点を取るのかというところ。最低同点。その先というのを考えたんですけどね。なかなかうまくまわらないですね」と振り返った。

 得点圏であと1本が出ない打線。

 「固さはないと思うんですけどね。点が入ってないですからね。固くなったから打てないとかではない。こっちがどれだけのことを考えていくか。どれだけのことをやっていくかしかない。結果が出てないんで点が入ってないですけど、これから良くなることを信じてやるしかない」

 今後の打線の爆発を信じた。

 誤算だったのは中5日で送り出した山岡の乱調。4回で自己ワーストの7四死球と荒れた。

 「こればっかりは分からないですね。僕には。調子が悪くてそうなったのか、何かが悪くてそうなったのか。(ボールのキレ?)初回見てた限りは何のことはないと思う。別にどっか痛いわけではないですし、何かが違うんでしょうね。何かが違ったとしか思えないですよね」

 2番手・竹安、3番手・能見も四球を重ねてチームで11四死球。

 「野球という流れでいったらそうなったら(得点が)入らないというのもありますし、攻撃と守備の連動。そういうのを含めてやっていかないといけないと思います。俗に言う守りづらい。いつストライクが入るか分からないと、いろんなところにつながってくる。そういう意味では全部が良くなかったですね」

 第3戦は宮城が先発。3連敗だけは避けなければいけない。

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