「ＤｅＮＡ０－４広島」（２日、横浜スタジアム）

　ＤｅＮＡが広島に完封負けし、２分けを含み開幕から７試合で白星なし。これで三浦新監督は２リーグ分立後、新人監督として開幕から７試合未勝利はプロ野球ワーストとなった。新人監督の開幕からの連敗記録もセ・リーグのワーストタイとなる開幕５連敗（２分け）を喫した。

　今季２度目の先発となった浜口は初回、味方の失策などでピンチを招き、松山に適時打を浴びた。３月２６日の巨人戦で開幕投手を務めたが、３回６失点でＫＯ。名誉挽回のマウンドで、二回以降はランナーを出しながらも、チーム初勝利に向け、ホームは許さなかった。

　しかし、六回、西川に左翼席へソロを浴び２点目を献上。この回限りでマウンドを降りた浜口はベンチで悔し涙を流した。

　３番手の砂田が八回に松山に２点適時打を浴び、打線も広島の３投手の前にわずか３安打完封リレーを許した。これでＤｅＮＡは開幕から７試合は２分けを挟み、５連敗となった。

　新人監督の連敗記録のプロ野球ワーストは２００２年・石毛監督（オリックス）の６連敗（初白星７試合目）。５連敗以上は１９６６年・田丸監督（東京＝初白星６試合目）、９１年・土井監督（オリックス＝同）、９３年・近藤監督（横浜＝同）、石毛監督、１７年・森監督（中日＝初白星１分け挟み７試合目）となっている。