ヤクルト・高津監督 劣勢ムードはね返し引き分けに「素晴らしい粘り」逆境で奮起願う

5回、選手交代を告げベンチに戻る高津監督(撮影・高石航平)
9回表終了、審判に選手交代を告げる高津監督(左)
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 「DeNA11-11ヤクルト」(1日、横浜スタジアム)

 高津ヤクルトが序盤の劣勢ムードを見事はね返し、粘りのドロー。新型コロナウイルス感染の影響を受けて、苦しい台所事情は続くが、選手たちの一丸となったパワーに目尻を下げた。

 四回までに11失点を喫する展開となった。それでも徐々に点差を縮めていき、五回には西浦の適時打で4点差に。七回には今季初打席となった渡辺、好調・山崎、中村の3者連続適時打で試合を振り出しに戻した。これにはベンチもお祭り騒ぎで、高津監督も拳を高く突き上げ、選手たちと喜びを分かち合った。

 試合後の高津監督は打ち込まれた投手陣に反省も促しつつ、選手らの粘りを高く評価。「素晴らしい粘り。小力というか、われわれの力を示してくれた3連戦だった」と2勝1分の今カードを振り返った。

 また新型コロナウイルスの影響を受け、陽性反応の西田、濃厚接触者認定をされた青木、内川、川端を欠いて臨む戦いだ。高津監督は「試合に出られない人たちのことを意識しながらやっているのかなと感じます。誰も口には出さないけど」とし、「チームにとってはいいニュースではないけど、いい方向には向かっていってほしい」と願った。

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