紫紺の大旗はどこに?中京大中京は歴代最多タイへ 明豊は県勢半世紀ぶりなるか

東海大菅生打線相手に力投する中京大中京・畔柳=甲子園(撮影・佐々木彰尚)
 1回、仙台育英・八巻のスイングを確認する天理・達(撮影・北村雅宏)
2回東海大相模1死二塁、父の門馬敬治監督(右上)の前で左越えに2ランを放ち、ほえる門馬功=甲子園球場(撮影・吉澤敬太)
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 選抜高高野球は29日、甲子園で準々決勝4試合が行われ、天理(奈良)、東海大相模(神奈川)、明豊(大分)、中京大中京(愛知)がそれぞれ31日の準決勝へと駒を進めた。各校の主なトピックは次の通り。

 【中京大中京】

 今秋ドラフト候補のエース・畔柳がチームを引っ張ってきた。センバツ優勝回数では同じ愛知・東邦(5回)に次ぐ4度。令和初のセンバツで歴代最多タイとなるか。高橋監督は同校で主将を務めていた1997年センバツで決勝に進出しており、その試合では惜しくも準優勝に終わっている。

 【明豊】

 2回戦で今大会ナンバー1右腕の小園擁する市和歌山を撃破し、準々決勝では近畿王者の智弁学園を退けての4強進出。センバツVとなれば、大分県勢では1967年の津久見以来、約半世紀ぶりの快挙となる。

 【東海大相模】

 門馬監督は過去に2度のセンバツ制覇がある。3度目となれば尾藤公(箕島)、中村順司(PL学園)、渡辺元智(横浜)、西谷浩一(大阪桐蔭)と並んで歴代最多タイとなる。また夏も合わせた優勝回数ランキングでも4度目となれば、尾藤公(箕島)に並ぶ歴代4位タイとなる。

 【天理】

 エース・達が安定したピッチングで4強進出に貢献。奈良県勢では2016年・智弁学園以来のセンバツ制覇を目指す。仮に中京大中京との決勝になれば、エース・長崎(元ロッテ)、捕手・東(元阪神)のバッテリーを擁して大旗を手にした1997年決勝以来の再戦となる。

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