日本ハム・栗山監督 大敗発進、攻守かみ合わず「次に生かす」

 「楽天8-2日本ハム」(26日、楽天生命パーク宮城)

 栗山政権10年目のシーズンは、不安が残る船出となった。日本ハムは投打ともに奮わず、大差で敗戦。「開幕の緊張感がある中で、うまくいっていない部分がいっぱいあった」。栗山監督の口ぶりは重かった。

 選手の動きが硬かった。開幕投手・上沢は序盤から制球に苦しみ、4回2/3を6失点と試合を作れず降板。打線も中田、渡辺、大田の4~6番が無安打と中軸が沈黙した。

 さらに六回2死二、三塁は、鈴木大の平凡な飛球を中堅・西川がグラブに当てて落球。2点適時失策となる拙守もあった。

 明るい材料が見えない敗戦。それでも指揮官は「うまくいっていない部分を、反省して次に生かせるようにしないと」。開幕2戦目に仕切り直しを図る。

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