オリックス パ・ワースト開幕10連敗…由伸孤軍奮投も太田、紅林失策

 「西武4-3オリックス」(26日、メットライフドーム)

 あと1点及ばなかった。オリックスは最後の打者、代打・伏見の左飛で試合終了。この瞬間、開幕戦10連敗のパ・ワースト記録を更新してしまった。開幕戦勝利は2010年が最後。11年の引き分けを挟み、12年からの負の連鎖をまたしても断ち切れなかった。中嶋監督は「負けは負け。越せなかったのがいつものことなんで」と振り返った。

 球界を代表する右腕・山本を擁しても止められなかった。味方が足を引っ張った。初回1死二塁は森の二ゴロを、開幕戦初先発の太田がまさかの後逸で先制点を許した。三回1死は山川の遊ゴロを今度は2年目・紅林が失策。そこから中村の適時打へとつながった。

 山本は四回から七回までを無安打に抑えたが、序盤の4失点が響いた。7回4失点で自責は1点。山本は「難しいバウンドだったり、打球があったので、なんとか抑えられたらなと思いましたけど。仕方ないプレーだったかなと思います」と責めることはなかった。

 指揮官は「味方のミスが申し訳ない。いつか由伸に全部返してほしい」と若い2人の奮起を期待した。

 太田、紅林は八回に安打を放ち、得点へと結びつけた。若手を起用する以上、ミスは付きもの。それが開幕という緊張の舞台で出た不運はある。この経験を糧に成長してくれることを信じるしかない。

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