東海大菅生2発春初勝利 今大会1号&通算800号弾 最後は「ヒヤヒヤでした」

 3回、左越えに2ランを放つ千田光一郎(撮影・吉澤敬太)
 力投する先発の東海大菅生・鈴木泰成(撮影・伊藤笙子)
 9回、川口翔大の三ゴロを処理した東海大菅生・小池祐吏(手前、奥は二塁走者・足達遥都)=撮影・伊藤笙子
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 「選抜高校野球・1回戦、東海大菅生4-3聖カタリナ学園」(24日、甲子園球場)

 東海大菅生が本塁打攻勢と継投策で接戦をものにした。

 二回に6番・鈴木悠平外野手が先制ソロをを左翼ポール際に放った。これが大会13試合目にして生まれた今大会1号。金属バット採用後(センバツは75年以降)では、最も遅く、それ以前では74年の開幕20試合目が史上最遅だった。

 鈴木悠は「ホームランは全力で振った結果。審判の手がグルグル回っていたので入ったのが分かった。気持ちよかったです」と笑顔で振り返った。

 三回には1死一塁から、3番・千田光一郎外野手が左翼席に2ランを放ち突き放した。これがセンバツ通算800号となる一発だった。

 先発の鈴木泰成投手は5回1/3を3安打無失点。六回1死一、二塁でリリーフした松永大輝投手がこのピンチをしのぎ、聖カタリナの反撃を1点に抑えて繋いだ。

 3点リードの九回は千田がクローザーとして登板。制球が定まらず1死満塁から暴投と犠飛で2点を失い、さらに2死満塁とされたが、最後は4番・川口翔大を三ゴロに打ち取った。

 若林弘泰監督は「最後はヒヤヒヤしましたが、センバツでやっと1勝できました」とほっとした表情だった。

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