広島新庄 花田が延長12回サヨナラ打 次は智弁学園「何とか抑えて日本一」

 12回、サヨナラ二塁打を放ち、一塁上でガッツポーズの広島新庄・花田(撮影・伊藤笙子)
 12回、サヨナラ打を放つ広島新庄・花田(撮影・高部洋祐)
 12回、広島新庄・花田のサヨナラ打で本塁にヘッドスライディングする瀬尾(撮影・高部洋祐)
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 「選抜高校野球・1回戦、広島新庄1-0上田西」(23日、甲子園球場)

 広島新庄が2死からの連打でサヨナラ勝ち下。タイブレーク寸前の延長十二回2死無走者、3番・瀬尾の中前打に続き、4番・花田が右越えに殊勲の二塁打を放った。

 花田は「初回のチャンスで打てず。その後も打てなかったので今度こそと思って打席に入った。詰まっていたが、いい感じで上がってくれた。接戦をものにし、次につながる」と笑顔を浮かべた。

 その花田は先発としても八回途中まで84球を投げ、6安打無失点。後を受けた秋山も無失点に抑え、完封リレーを完成させた。これで新チーム結成後は負けなし。2回戦は近畿王者の智弁学園戦。「すごい打つチーム。何とか抑えて、日本一を目指す」と力強かった。

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