楽天・マー君 おまたせ2680日ぶり!日本のファンの前で熱投、4回3安打2失点

 「オープン戦、中日2-1楽天」(6日、バンテリンドームナゴヤ)

 主役のお出ましに、敵地ながら、この日一番の拍手が送られた。楽天・田中将が四回から2番手として今年3度目の実戦に登板し、4回3安打2失点。2013年11月3日の日本シリーズ第7戦、対巨人以来2680日ぶりに日本の観客の前で腕を振った。

 観客の拍手に応え、マウンドに上がる前に帽子を取った。「ファンの方々の前でプレーするというのはどれだけ幸せなことなのか、改めて感じました」。大歓声の中でとはいかなくても、喜びをかみしめる右腕のさりげない行動だった。

 投球の方は、六回2死からビシエド、高橋周、平田に3連打を浴び、2点を献上。逆転を許し敗戦投手となったものの「まだ満点に近い投球とはいかないですが、着実にはステップは踏めているのでよかった」と前を向いた。

 奪った三振は6つ。その内、3つは試合中に曲がり幅を修正したというスライダーが決め球で、4イニング目の七回には根尾、武田から同じボールで連続三振をマークした。

 自身の登板が決まっている開幕2戦目までは、あと20日。「課題は1つではない」という右腕だが、開幕までには必ず万全の状態に合わせてくるだろう。

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