ロッテ・佐々木朗希 ついにプロ初登板へ シート打撃で藤原、安田斬り

 ロッテの佐々木朗希投手(19)が5日、ZOZOマリンスタジアムでシート打撃に登板し、球団の計測で最速152キロをマークした。打者4人計8打席で35球を投じ、無安打2三振。登板後、井口監督は6日に体調の異変がなければ、12日か13日の中日戦(ZOZOマリン)に1イニングの登板で実戦デビューさせるプランを明かした。

 昨年5月26日以来のZOZOマリンでのシート打撃で成長した姿をみせた。最速は球団のスピードガンで152キロ。佐々木朗が全力で腕を振って、藤原、安田ら打者8人と対して無安打に封じた。

 「楽しく投げることができました。1軍をたくさん経験しているバッターの反応を確認したかった。自分の内容もよくなってきて、いい感じでまとまってきています」

 投げるごとに調子が上がった。対戦5打者目で2打席目となる藤原からはフォークで空振り三振を奪い、7打者目の山口は外角直球で見逃し三振。後方の首脳陣から「う~ん。いい球だ!」と絶叫の声が響いた。

 フォーム、球質ともに理想の姿に近づいている。2月13日から2軍に合流。シート打撃などの実戦形式で、変化球の精度を上げることに時間を割いた。「変化球で空振り、打ち損じが多かったのはよかった」と笑顔だ。

 最速は152キロを記録したが「スピードを求めているのではなく、勝つ姿を求めている」と井口監督。そう話した上で「丁寧に投げていた。しっかりと仕上がってきている」と評価し「予定どおりいけば来週末に投げる」と12日か13日の中日戦での登板を明かした。

 「ここで何回も投げることになる。いいパフォーマンスを出せるように頑張りたい」と佐々木朗。いよいよ大器がベールを脱ぐ。

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