オリックス・山本 東京五輪“予行演習” 人生初ハマスタ、5日登板へ意気込み
開幕投手に決まったオリックス・山本由伸投手(22)が4日、オープン戦初登板となる5日のDeNA戦(横浜)に向けて意気込みを示した。開幕への調整だけでなく、東京五輪の会場でもある横浜スタジアムで、本番に向けた“予行演習”も兼ねることになる。
「(横浜は)人生初です。(DeNA)今永さんに電話しようかなと思います(笑)」
五輪開催となれば、侍ジャパンの主戦として召集されることは必至の右腕。その意味でも、ハマスタのマウンドを経験しておくことは重要だ。
「まずは自分の調整。そんな先を見ずにしっかりいいボールを投げることをやっていきたいです」
自身初の開幕投手に指名された。周囲からの祝福に「確かに“おめでとう”だなって思いました」と話した。期待に応えるためにも、万全の調整をして本番に備えたいところ。その先に五輪はある。
移動日のこの日、昨年までなら投手練習が行われていた。今年は自主性を重んじる中嶋監督の方針で廃止。選手に任せられることになった。
「秘密のトレーニングをしていい1日にしようかなと思います」
自覚は十分。まずはシーズンに向けてきっちりと仕上げていく。