西武・平良159キロ出た!ロッテ打線を三者凡退に
「練習試合、西武2-3ロッテ」(27日、春野総合運動公園野球場)
昨季パ・リーグ新人王の西武・平良海馬投手(21)が自己最速の160キロに迫る「159キロ」をマークした。四回、2番手で登板すると、最初の打者だった中村奨への2球目に“160キロ目前”。今春初の有観客となったスタンドをどよめかせた。
「自分の中での感覚は、そんなに出ていないですね」と本人はけろり。とはいえ、まだ“開幕月”でもない2月下旬だ。しかも1回を投げた今回、全15球がセットポジションからのクイックで、うち9球が変化球。スピードを追求せずとも三者凡退に仕留め「リズムよく投げることができた。直球よりも変化球です。変化球の精度をこれからもっと上げていきたい」と振り返った。
辻監督も「変化球を試しながら調整していたね」と納得顔。さらに「これからもっと気合が入ってくるだろうね」と近いうちの160キロ台到達も“予想”した。エンゼルス・大谷の持つ日本選手最速「165キロ」超えは、もはや夢ではない。