巨人・原監督が直接指導の小林に打率・230指令「1割じゃダメ」

 原監督(右)から打撃指導を受ける小林(撮影・西岡正)
 ブルペンで原監督(左)と談笑する岡田彰布氏(撮影・西岡正)
 ブルペンで桑田コーチ(右)と話す岡田彰布氏(左から3人目)=撮影・西岡正
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 「巨人春季キャンプ」(21日、那覇)

 原辰徳監督が小林誠司捕手に、打撃について助言を行った。

 約10分間、身ぶり手ぶりで伝え、内容について「まあ本人がどう感じているかね。いい感じで、今のところね。ゲームでもあの形でいけばいいでしょうけどね」と話した。打力向上を目指す小林はボールへの入り方、スイング軌道の修正を図っている。

 指揮官は「やっぱり彼がマスクをかぶれば安定感はあるしね」と守備力を評価しているが、「(打率)1割台じゃだめだよね。バッティングはね。1割台じゃ。せめて2割3分は打ってほしい。1割台ってのは10の1だもんな」と要求した。

 「いつでも気持ちは強い子だからね。やっぱり持っている人間力であったりね、キャッチャーとしての資質の高さというのは、われわれは認めているところだから」と原監督。打力アップが正捕手奪回への課題とした。

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