王貞治氏が安田猛さん追悼「度胸がある投手でした」かつての“王キラー”
2枚
ソフトバンク・王貞治会長が21日、元ヤクルトの安田猛さんが死去したことを受け、コメントを発表した。
現役時代に名勝負を繰り広げたライバルに対し、「安田さんは少し変則的な投げ方でしたが球に力があり、テンポが良くて度胸がある投手でした。訃報に接し、757号を彼から打ったことを思い出しました」と追悼。安田さんはスキルス性胃がんで闘病していたが、「病魔との闘いは大変だったでしょう。安らかにお眠りください」とメッセージを捧げた。
安田さんは小倉(福岡)、早大、大昭和製紙を経て、1971年ドラフト6位でヤクルトに入団。「ペンギン投法」で王貞治キラーとしても活躍し、人気漫画「がんばれ!!タブチくん!!」では安田さんのモデルが登場するなど注目された。