ロッテ・安田、圧巻の柵越え96発 松中臨時コーチお墨付き「4番で全試合出場を」【NPB】

 「ロッテ春季キャンプ」(2日、石垣島)

 ロッテの安田尚憲内野手(21)が2日、フリー打撃と居残り特打で計96発の柵越えを披露。松中臨時コーチが付きっきりで見守る中、圧巻の飛距離で応えてみせた。

 振れば打球は飛んでいく。フリーでは中堅バックスクリーン直撃弾など、59スイングで12発。昼食後の居残り特打では、マシンを相手に約250スイングで84発の柵越えを放った。打ち始めから1時間が過ぎても勢いは衰えず、逆にそこから5連発とエンジン全開。右翼芝生席後方の防球ネットに次々と白球を突き刺し、最後は3連発で締めた。

 4年目で一番の手応えをつかんでいる。

 「これまでで一番振りこめている。最後はヘトヘトになりましたけど、いい練習ができています」

 平成の三冠王・松中臨時コーチが藤原とともに強化指定選手と位置づけ、初日から身ぶり手ぶりを交えてのアドバイスを送る。下半身でしっかり振ることを意識づけ。左の軸足に体重を乗せるよう徹底的に教え込まれている。「これまでにない下半身の内側を使ったスイングをしている」。左内転筋の奥に初めてできた張りは進化の証しでもある。

 「誰もができるものではない遠くに飛ばす武器を持っている。今年はどっしりと4番として全試合に出場してほしい」と松中コーチ。三冠打法を身につけて本塁打量産へ-。今は黙々とバットを振る。

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