清原氏長男、慶大野球部に加入 アメフトから異例の再転身
東京六大学野球リーグの慶大は1日、来年度の新入部員を発表した。西武や巨人などで活躍した清原和博氏(53)の長男・正吾さん(18)ら20人の加入が決定。正吾さんは小学生まで野球を続けていたが、中学、高校と別競技の道へ進んだ。在学中の慶応ではアメリカンフットボール部に所属。異例の再転身に挑む。
昨年末までに複数回の練習会参加や面談を経て、野球への再挑戦がかなった。堀井哲也監督(59)は「ものすごい打球が飛ぶ」と右打席からの飛距離に加えて、正吾さんの野球への情熱や本気度を買っている。身長は190センチ近く、体重90キロ超と身体能力も高い。
同部では過去にも高校で柔道やバスケットボールに打ち込んだ選手が門をたたき、代打などで試合に出場したケースがあることも追い風だ。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下のため、新人の合流日は未定だが、右投げ右打ちの外野手として神宮の舞台を目指す。