ロッテ・佐々木朗希、紅白戦登板は不透明 ブルペン37球もスロー調整示唆
「ロッテ春季キャンプ」(1日、石垣島)
ロッテの佐々木朗希投手(19)が、キャンプ初日からブルペン入り。捕手を立たせての37球で、今後もスローペース調整を示唆するなど、11日の紅白戦登板は微妙な状況だ。
スピンの利いたキレのあるボールを投じるも、令和の怪物の力はこんなものじゃない。ドラフト1位・鈴木(法大)らローテ競争組が捕手を座らせて投げる中、全力投球とはほど遠い内容だった。「ある程度はよかった。ブルペンに入れてよかった」と口にしながらも、捕手を座らせての投球については「コーチと相談して決めます」と冷静に話した。
2度の立ち投げを行った合同自主トレ同様、キャンプ初日もゆったり。吉井投手コーチは「戦力として考えているので、本当は座って投げてほしかった」と話し、ローテ競争組が登板する11日の紅白戦についても「座らせてないので、もしかしたら間に合わないかも」と明かした。
昨年は2月13日に初ブルペンで、捕手を座らせた投球は27日だった。「去年とは気持ちが全然違う」と進歩を強調も、最短での今季初登板お披露目は不透明だ。