ロッテ 佐々木朗希はやはり“怪物”2年目でベール脱ぐか 評論家の視点

 ロッテ・佐々木朗希の投球連続写真
 ブルペンで投球練習するロッテ・佐々木朗希
 ブルペンで投球練習する佐々木朗
3枚

 「ロッテ春季キャンプ」(1日、石垣島)

 ロッテの佐々木朗希投手がキャンプ初日からブルペン入りし、捕手を立たせて37球を投じた。

 2年目は順調なスタートを切り、「去年とは気持ちが全然違うと感じました」と手応え。ゆったりとしたフォームから直球を投じ、捕手のミットに心地よい音を響かせた。

 デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「あれだけの大きな体をバランス良く、なめらかに使えるのは天性としか言えない」と、改めて“令和の怪物”に期待。元巨人2軍投手コーチの視点から「この連続写真を見ても左足を高く上げた、きれいなフォームは相変わらず。あごが上がったり、胸が反っくり返ったりということは全くない。多くの球界関係者が衝撃を受けた、昨年の印象そのままと言えるだろう。やはり魅力ある存在なのは間違いない」とした。

 最速163キロの看板を引っさげて入団した昨季は、2月13日に立ち投げ。本格的な投球は2月27日だった。その後、コンディション不良もあり、シーズンを通して実戦での登板がないまま終わった。

 今季こそ、そのベールを脱ぐ時は来るのか。関本氏は「自分のコーチ時代も巨人の橋本清など高卒1、2年目の体の大きい選手はまだ背が伸びていたり、体ができあがっていなかったりという選手はいた」と体力面の不安を指摘。その上で、「去年、1軍に帯同させながらどこまで体を強くすることができたのか。無理はさせず、段階を踏みながらやっていくとは思うが、今年はその答えも少し出るのではないか」と語った。

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