ＤｅＮＡの平良拳太郎投手（２５）が２７日、横須賀市内の２軍施設「ＤＯＣＫ」で自主トレを行い、１月上旬に故郷の沖縄・今帰仁村で行った自主トレでは、見知らぬ人たちから多くの激励を受けたことを明かした。

　のどかな空気が流れる中での自主トレ。「同世代だけではなく、おじいちゃんやおばあちゃんに『頑張ったね、今年も頑張ってね』と声をかけてもらいました。村あるあるで、親しい感じで声をかけてもらいうれしかった」と笑顔を見せた。

　今帰仁村では練習施設を提供してもらい、地元の同級生が仕事帰りに連日、練習を手伝ってくれたという。平良は感謝の思いを込め、村の施設にダンベルを寄付してきた。

　「ストレートの強さ」を求め、今オフは本格的なウエートトレに着手し、体重も７８キロから８０キロに増加。すでに捕手を座らせての投球練習も開始した。

　目標に「開幕ローテ入り、規定投球回到達」を掲げ、開幕投手を狙うかとの質問には「そうですね…はい。頑張ります」控えめに返答。愛してやまない村への恩返しを誓い、キャンプに臨む。