オリックス・能見 41歳気合のハイペース調整!いきなりブルペン61球【NPB】

 オリックスの能見篤史投手兼任コーチ(41)が26日、大阪市此花区のオセアンBSで自主トレを行った。いきなりブルペンで捕手を座らせて61球を投げる早仕上げ。兼任コーチとして迎える初のキャンプへ向けて「アピールしていきたい」と、大ベテランながらまずは選手としてポジション確立を目指す。

 並んでブルペンに入った竹安、金田の元阪神コンビも圧倒された。41歳の能見はセットポジションから捕っては投げ、のハイペースであっという間に61球を投げきった。

 それでも涼しい顔で「向こうではブルペンに入ったり打撃投手をしたり150球くらい投げていたから球数も半分以下です。打撃投手したあとにケース打撃とか。“勝負しよう”って」と笑顔で振り返った。阪神・岩貞、坂本らと沖縄で過ごした12日間の自主トレは充実した時間になった。

 ベテランがハイペース調整で臨むには理由がある。ポジションが確約されている訳ではないからだ。

 「まずは戦力にならないと話にならない。うまくアピールしていきたい。いい投手がいっぱいいるんで」

 新天地で兼任コーチとして迎える初めてのキャンプ。中嶋監督からはまずは選手としての調整を優先するように指示されている。チーム方針で先発からのスタートとなる。

 「元々、球数も投げる方なのでどっちになるか分からないですけど中継ぎから先発行け!と言われた方が無理なので」

 阪神時代と同じようにキャンプ初日からブルペン入りし、投げ込む予定。プロ17年目のベテランがルーキーのように積極的にアピールしていくつもりだ。

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