楽天・銀次 震災風化させない!3・11から10年、復興へ「先頭に立って」【NPB】

 節目の年に希望を届ける-。楽天の銀次内野手(32)が13日、宮城県内で行っている自主トレを公開。チーム唯一の岩手県出身者であり、今年は東日本大震災から10年を迎える。「まだまだ苦労されている人もいっぱいいるので元気にしたい」と被災地復興を誓った。

 昨季は88試合で打率.236に終わった悔しさを秘め、原点回帰だ。約10年ぶりとなる宮城県での自主トレ。極寒の中、調整を進めるが「(試合に)出たら、結果を残す自信もある」と定位置再奪取へ気持ちは燃えている。

 重点を置いているのは“眼力”だ。プロ16年目。「目から衰えてくる」と自己分析し、「体では追わない、首で追わない、目で追う」規定打席到達と打率3割を見据える。

 震災復興にも視線を向けた。「どうしてもみんな忘れてしまうことがあると思う」と記憶の風化を危惧。「東北出身者として、自分が先頭に立ってやっていきたい」。自らがシンボルとなり、東北と向き合い続ける。

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