日本ハム・栗山監督、斎藤佑の早期復帰を要望 鎌ケ谷で直ゲキ【NPB】
日本ハムの栗山英樹監督(59)が9日、右肘故障から復活を目指す斎藤佑に、早期復帰を期待した。スタッフ会議に出席するため千葉・鎌ケ谷の球団施設を訪れた際に、リハビリに励む右腕と対面。「1軍で投げるために野球をやっているんだから、みんな。待っているから、帰ってこいよと伝えた」と鼓舞したことを明かした。
寒空のグラウンドで交わされた数分の会話、2人の表情は終始明るかった。「肘の写真を見せろとね。なんか良くなっているよ」。靱帯(じんたい)を断裂し保存療法を選択した右肘の回復具合は順調なようで、「(斎藤佑は)うれしそうだったよね」と栗山監督自身も安どした様子だ。
一方で、今後のリハビリ生活を見据え「思った通りすべて良くなると思うな」とくぎを刺したという。「リハビリ中は本当に(状態が)行ったり来たりする。絶対に(気持ちが)ブレるなよと」と、背番号1が復帰にかける熱意を体現してくれることを願った。