西川のポスティング不成立 日本ハム残留へ

 日本ハムは3日、ポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指していた西川遥輝外野手(28)が、契約交渉期限の米東部時間2日午後5時(日本時間3日午前7時)までに契約合意に至らず、不成立に終わったことを発表した。日本ハムに残留する可能性が高い。

 西川は昨季115試合で打率.306、5本塁打、39打点。リーグ2位の42盗塁も記録した。メジャー移籍を自身の夢としてかねてから語ってきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年よりも米球界の移籍市場が停滞。大物外野手の動向も不透明な状況に陥っていた。

 同僚の有原も今オフ、ポスティング制度を利用してレンジャーズ入りを決めていたが、続くことはできなかった。

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