楽天・涌井 ドラ1早川に弟子入り志願「質のいい」155キロ投げ方聞き出す【NPB】

 今季11勝を挙げて最多勝を獲得した楽天・涌井秀章投手(34)が28日、ドラフト1位・早川隆久投手(22)=早大=に異例の“弟子入り志願”だ。

 期待のドラ1左腕を「すごく質のいい真っすぐを投げるという印象」と語った涌井。飽くなき向上心を持つベテランは「どうやって(直球の最速を)155キロまで上げたのかを聞きたい」と、早川から快速球誕生秘話を聞き出す考えだ。

 ロッテから移籍した今季、「則本(昂)に聞いたけど、結果、投げられなかった」としながらも、150キロを超える直球を求め続けた。諦めない右腕は「早川君も特殊なことがあると思うので」と、これまでの練習方法などに新たな発見があるのではと期待を膨らませる。

 今季復活の要因を「直球の質がここ2、3年で一番良くて、投げていて楽しかった」と振り返る。その直球を“早川塾”でさらに進化させ、来季もローテの中心として先発陣をけん引する構え。悲願の優勝へ、涌井の進化への欲求はとどまることを知らない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス